留学でしか出来ない体験を大切に
カナダの自然の中で学び、楽しみ、自分のやりたいことを見つけた留学
名前 | 平松 厚人さん |
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留学時期 | 2016年8月~2017年7月 |
留学先 | カナダ |
種類 | 高校生交換留学 |
日本にはない特別な教科
カナダの高校生は日本の高校生とは違い、自分の時間割を自分で作ることができます。その選択肢の中には日本にはない教科がたくさんあります。例えばHorticulture(園芸学)。花壇や中庭に置いておくPatio stoneというものを作っており、次のユニットでは実際に種を自分たちでお店へ買いに行き、学校の花壇に植えて育てようとしています。
クリー(北アメリカの先住民族)、バンド、ドラマ、ドラフティングデザイン、心理学、林学など日本の高校生、また大学生でも受けることができない教科がカナダにはたくさんあります。
色々なホストファミリーの形
私のホストマザーは私を含め3人の子供を育てているシングルマザーなのでとても忙しく、時々他の日本人留学生が滞在しているホームステイ先に預けられることがあります。ある家庭では2歳と3歳のホストシスターがおり、またある家庭では子どもをもたない60歳の夫婦、ホストブラザー・シスターがすでに成人しており一緒には住んでいない家庭。
様々なホストファミリーの形がある中でひとつ共通していることがあります。それはどの家族も私たち留学生を本当の家族の一員のように扱ってくれることです。もしこれが日本だったらきっと毎日特別扱いされて自分はなにも成長することができなかっただろうと思います。
授業で魚釣り
Wildlife managementという釣りについて学ぶ授業をとっていたので、授業の一環として二度釣りに行きました。人生初めての本格的な釣りで人生初めての魚を釣ることができました。
カーリングを体験
まさか体育の授業でCurling(カーリング)するとは、さすがカナダ。見た目はすごく簡単そうだけど本当はすごく難しい競技。経験は大事だと、トライしてみて初めて分かりました。
思い出のホッケースティック
毎週1日は必ずのように友達とスケートへ。滑れるようになった頃、友人からホッケースティックをプレゼントしてもらいました。帰国前にまた会いたい!
経験を伝えられる人に
留学前は仕事に就きたくないと言っていましたが、私たちは今も一歩一歩大人に近づいています。17歳はカナダではもうほとんど大人として扱われています。日本人は知識はしっかりしていて、大人として扱われる資格はあるけれども、優しすぎる家族・社会に甘えているのかなと留学して思いました。私は今は自分が経験したことをしっかりと伝えられる先生になりたいと思っています。
- カウンセラーからひとこと
- 机に座って勉強するだけでなく、カナダでは実際に自分でやってみる学びも大切にしているのですね。留学することで、たくさんの「知っていること」を「経験したこと」に変えることができたようです。